踵の肌荒れ(カサカサ・ガサガサ)
✅ストッキングを穿く際に踵が引っかかる
✅スキンケアしてもすぐにカサカサになる
✅乾燥する冬場は特に荒れる
✅ガサガサもするし、ひび割れもある
✅子供のように「トゥルントゥルン」にしたい
踵の肌荒れ
踵の肌荒れのトラブルの原因は
1,角質層の水分不足による乾燥
足の裏には皮脂腺がないためもともと乾燥しやすい場所です。踵は体重がかかる場所のため、衝撃に耐えられるように防御機能として、角層が厚くなっています。特に冬は、乾燥が加わることで、角層がさらに厚くなります。異常に角層が厚くなる「角化」が起こることもあり、ひび割れや亀裂、ひどい時には出血がみられます。
2,ターンオーバーの乱れ
踵は顔や身体の皮膚とは違い、ターンオーバーにおよそ120日間かかります。しかしながら、なんらかの問題でこのサイクルが乱れて遅くなると古い角質が剥がれることなく表皮に蓄積され、厚く・硬くなってしまいます。これを「角質肥厚(角化)」といい、ガサガサ・ゴチゴチかかとの主な原因となります。また、皮膚の再生に必要な栄養が不足していると新しい皮膚を作ることができないため余計にターンオーバーに時間を要します。
※ターンオーバーとは
健康的な皮膚の内部では、古くなった細胞は上に押し上げられて角質となり、剥がれ落ちていきます。この流れをターンオーバーといいます。
3,水虫(角質増殖型)
水虫の原因菌は白癬菌と呼ばれ、皆さんがよく知っているカビ菌(真菌)です。足の皮膚や爪などに水虫がいると、踵の角質まで侵入し皮膚が固くなりひび割れが起こります。かゆみがないため、水虫とは気が付かないことがある。