その首こり・肩こり、実は“歯”が原因かも?
2026/08/28
「毎日のように首や肩が張っている」
「首や肩のケアを受けても、また症状が気になってくる」
このような首こり・肩こりでお悩みではありませんか?
首や肩の症状には、筋肉や関節への負担、長時間同じ姿勢が続くこと、 運動習慣、仕事や生活環境など、さまざまな要因が関係します。
一方で、歯ぎしり・食いしばりや顎関節症など、 歯や顎の問題と首・肩周辺の症状が同時にみられることもあります。
特に「朝起きると顎が疲れている」「無意識に歯を食いしばっている」 「口を開けると顎が痛い・音がする」といった症状がある場合には、 首や肩だけでなく、歯や顎の状態についても確認することが大切です。
この記事では、歯・顎と首・肩の症状について、 歯科医院を受診した方がよいケースと、 接骨院・整体で相談できることを含めて解説します。
1. 首・肩の痛みと歯・顎には関係がある?
首や肩の痛み・こりには、さまざまな要因が関係します。 そのため、すべての首こり・肩こりを「歯や噛み合わせが原因」と 考えることはできません。
ただし、顎を動かすときには顎周辺だけでなく、 頭部や首周辺の筋肉も協調して働きます。 そのため、歯ぎしりや食いしばりなどによって顎周辺の筋肉に 強い緊張や疲労を感じている方が、 同時に首や肩の張り・違和感を感じることがあります。
食事や会話などで顎を動かす際には、 咬筋や側頭筋などの咀嚼に関わる筋肉が働きます。 また、頭部や首の位置を保つために、 首・肩周辺の筋肉も日常的に働いています。
歯ぎしりや食いしばりなどによって顎周辺に疲労感がある場合、 首や肩にも張りや違和感を感じることがあります。
顎の痛みや口の開けにくさなどがある方の中には、 首・肩周辺の痛みや張りを同時に訴える方もいます。
ただし、症状が同時にみられるからといって、 必ずしも「顎が首肩痛の原因」とは限りません。 それぞれの症状について適切に評価することが大切です。
2. 首・肩の症状と一緒に確認したい歯・顎のトラブル
① 歯ぎしり・食いしばり
睡眠中の歯ぎしりや、仕事・家事・運転・パソコン作業などに集中しているときの 無意識な食いしばりによって、顎周辺の筋肉に負担がかかることがあります。
「朝起きると顎が疲れている」「歯がすり減っていると言われた」 「日中、気がつくと歯を噛みしめている」といった場合には、 歯ぎしり・食いしばりについて歯科医院へ相談してみましょう。
② 日中の無意識な歯の接触
食事や会話をしていないときでも、 無意識に上下の歯を接触させている方がいます。
長時間にわたり歯を接触させ続けると、 顎周辺の筋肉が疲れやすくなることがあります。 日中に食いしばっていることに気づいた場合には、 必要以上に噛みしめないよう意識することも大切です。
③ 顎関節症
顎関節症では、 「顎が痛い」「口を開けにくい」「顎を動かしたときに音がする」 といった症状がみられることがあります。
症状が続いている場合や、食事・会話に支障がある場合には、 歯科医院や口腔外科などへ相談してください。
④ 虫歯・歯周病・親知らずなどの歯科トラブル
虫歯や歯周病、親知らずなどによって歯や歯ぐきに痛みがある場合には、 痛みを避けるために噛み方が変わることがあります。
歯の痛み、歯ぐきの腫れ、噛んだときの痛みなどがある場合には、 首や肩の症状だけをみるのではなく、 まず歯科医院で歯・口腔内の状態を確認してもらうことが大切です。
3. 顎関節症ではどのような症状がみられる?
口を開けたり食べ物を噛んだりしたときに、 顎の関節やその周辺に痛みを感じることがあります。
あくびや食事などで口を開けようとしたときに、 開けにくさや動かしにくさを感じることがあります。
口を開閉した際に「カクッ」「コキッ」などの音を感じることがあります。 音だけで必ず治療が必要というわけではありませんが、 痛みや開けにくさを伴う場合は歯科医院へご相談ください。
4. 歯科医院への相談を検討したいチェックポイント
このチェックリストは診断を行うためのものではありません。
首や肩の症状に加えて、次のような歯・顎の症状がある場合には、 歯科医院への相談もご検討ください。
| □ | 朝起きたときに顎の疲労感や違和感がある |
| □ | 日中、無意識に歯を食いしばっていることがある |
| □ | 家族などから睡眠中の歯ぎしりを指摘されたことがある |
| □ | 顎が痛い、または口を大きく開けにくい |
| □ | 口を開閉すると顎から音がする |
| □ | 歯のすり減りや欠けが気になる |
| □ | 歯や歯ぐきに痛み・腫れ・違和感がある |
| □ | 親知らずや噛み合わせについて気になることがある |
該当する項目の数だけで首・肩の症状の原因を判断することはできません。 歯や顎に気になる症状がある場合には、 歯科医院で状態を確認してもらいましょう。
5. 首・肩の痛みは口腔内以外の原因にも注意
首・肩の痛みやこりには、 歯・顎以外にもさまざまな原因が考えられます。
筋肉や関節への負担だけでなく、 頸椎や神経などが関係する場合もあるため、 「歯科で異常がなかったから首肩の筋肉だけの問題」と 自己判断することはおすすめできません。
次のような症状がある場合には、医療機関への相談を優先してください。
・転倒や交通事故などの外傷後に強い首の痛みがある
・腕や手にしびれがある
・手や腕に力が入りにくい
・痛みが強くなっている
・発熱など身体全体の症状を伴う
・安静にしていても強い痛みが続く
6. 歯科医院と接骨院・整体の役割の違い
歯科医院では、虫歯・歯周病・親知らず・歯ぎしり・食いしばり・ 顎関節症などについて診察を受けることができます。
必要に応じて、歯や噛み合わせの確認、 マウスピースなどについて相談することもできます。 歯・顎・口腔内に気になる症状がある場合には、 歯科医院へ相談してください。
歯ぎしり・食いしばり、噛み合わせ、虫歯、歯周病など、 歯や口腔内に気になる症状がある場合には、 接骨院だけで判断せず、 歯科医院で口腔内の状態を確認してもらうことが大切です。
また、歯を失った場合の治療方法にはさまざまな選択肢があり、 年齢や口腔内の状態、全身の健康状態などを踏まえて、 歯科医師と相談しながら検討する必要があります。
岡山県岡山市周辺にお住まいの方で、 歯や口腔内のトラブル、定期的な歯科メンテナンス、 インプラント治療などについて相談先をお探しの場合は、 岡山市南区の歯医者【アダチ歯科医院】インプラント治療も相談可 の情報も参考になります。
同院では、 80歳からのインプラント治療について も解説されています。 インプラント治療の適否は年齢だけで決まるものではないため、 実際の治療については歯科医師へご相談ください。
首の強い痛み、外傷後の症状、 腕や手のしびれ・力の入りにくさなどがある場合には、 整形外科などの医療機関で診察や必要な検査を受けることが大切です。
接骨院・整体では、首や肩周辺の筋肉や関節の動き、 日常生活で身体にかかっている負担などを確認し、 その方の状態に合わせて施術を行います。
歯や顎の症状が疑われる場合には歯科医院へ、 医療機関での診察が必要と考えられる場合には 整形外科などへの受診をご案内します。
7. 日常生活で気をつけたいこと
① 無意識な食いしばりに気づく
食事や会話をしていないときに 歯を強く噛みしめていることに気づいた場合は、 必要以上に力を入れ続けないよう意識してみましょう。
パソコン作業やスマートフォンの使用、車の運転など、 集中しているときに食いしばる癖がないか確認してみてください。
② 首や肩を長時間同じ姿勢にしない
デスクワークや運転などで同じ姿勢が長時間続く場合には、 無理のない範囲で姿勢を変えたり、 ときどき身体を動かしたりすることも大切です。
「正しい姿勢」を長時間維持しようと無理をするのではなく、 一つの姿勢を長時間続けないことを意識しましょう。
③ 痛みのある部分を無理に強く揉まない
顎や首に強い痛みがあるときに、 自己判断で強く揉んだり無理なストレッチを行ったりすると、 症状が悪化する場合があります。
痛みが強い場合や症状が続いている場合には、 適切な医療機関・歯科医院・施術所へ相談してください。
8. いすみ市で首・肩の痛みにお悩みの方へ
鍼灸接骨院てあてでは、 首や肩の痛み・こりなどでお困りの方について、 現在の症状やこれまでの経過、生活環境などをお伺いし、 お身体の状態を確認したうえで施術を行っています。
首・肩の症状に加えて、 歯ぎしり・食いしばり・顎の痛み・口の開けにくさなどがある場合には、 歯科医院での確認もおすすめしています。
また、強い痛みや手・腕のしびれ、力の入りにくさ、 外傷後の症状などがある場合には、 整形外科などの医療機関への受診をご案内する場合があります。
当院は千葉県いすみ市日在2133-6、 国道128号線沿い、紳士服コナカさん・小守歯科さんの向かいにあります。 JR外房線「三門駅」から徒歩約5分です。
いすみ市をはじめ、 大多喜町・御宿町・一宮町・勝浦市・茂原市などからの ご相談にも対応しています。
9. 首・肩と歯・顎の症状は相談先を分けて考えましょう
首や肩に症状があるからといって、 その原因が必ず歯や顎にあるわけではありません。
一方、首・肩の症状とともに 歯ぎしり・食いしばり、顎の痛み、口の開けにくさなどがある場合には、 身体だけでなく歯・顎の状態にも目を向けることが大切です。
歯や顎の症状については歯科医院へ、 強い首の痛みや神経症状などについては医療機関へ、 首・肩など身体の状態については接骨院・整体へ と、症状に応じて適切な相談先を選びましょう。
まとめ:首・肩だけでなく、歯や顎の症状にも目を向けましょう
首や肩の痛み・こりには、さまざまな要因が関係します。
歯ぎしり・食いしばりや顎関節症などの症状が同時にみられる場合には、 歯や顎の状態について確認することも大切です。
歯・顎のお悩みは歯科医院へ、 首や肩など身体のお悩みは医療機関や施術所など、 症状に応じた適切な相談先を選びましょう。





